精進料理

火曜日には精進料理の授業がある。火曜日の授業はこれだけ。
貧乏学生の私にとっては週に1度の豪華な食事である。ごはん、だいじ。
メニューには毎週テーマがある。ダシだったり漬物だったり。今日は胡麻だった。胡麻って意外とあんまり食べないよね。
一年間に食べる量の胡麻を一日で摂取したような充足感。

本日の献立
一、汁
中華風スープ(半摺りごま)……トマト、春雨、三ツ葉、ラー油
一、めし
黒ごま塩むすび(半摺りごま)
一、菜
熱々ごまとうふ……白ごま、水、酒、塩
ごまみそ和え(練りごま)……バナナ、九条ネギ、油揚げ、白味噌
一、菓
とうふクリーム(練り胡麻)……シナモン、砂糖、塩

もりもりの胡麻胡麻胡麻!
どれも美味しかったけど、ごまみそ和えが個人的に超ヒット。ちなみにこれに使った白ごまは40分ぐらい摺ったもの。とうふのやつは20分くらい。
和室に座り、足で鉢を固定しつつ延々とごまを摺る作業は疲れるけど楽しい。目を閉じて、直径10センチくらいの円を意識しつつ、ただひたすらに棒を動かしていると心が平らかになる。料理する時ってふしぎと心が安らぐよね。今から自分が口にするものを作ることへの責任感と安心感と期待がある。

自分で料理するという作業はとてもだいじ。どこで作られたものをどう調理するのか。これを意識するのって生活するにおいて結構重要だと思う。
わたしは一人暮らしだから、自分が日々作ったものにより自分の肉体が変わっていく。だから、自分の口にするものに対してもっと気をつけたいね。

ここには、その日食べたものをぽちぽち書いていこう。
あ、夕飯は豆乳カレーとごはんと納豆でした。
作り置きのカレーが明日になくなってしまう。
晩は何を食べようか。