職業訓練校の見学や選考について
職業訓練校についてもろもろ書きます。
・訓練期間はどれくらい?
分野によって違いますが、WEB系は数カ月~半年くらいのよう。
・訓練を受けるにはお金がかかる?
無償です。
ただし、企業実習での交通費や教科書代はかかります。
・職業訓練校ってどうやって調べればいいの?
適当に検索かけると各校のサイトが出てきますが、居住地近辺のハロワに行って聞いた方がはやいです。ハロワのサイトに載っている情報は極僅かなので窓口でいろいろ聴いてみましょう。
決まりやら手続きやらちょっと面倒だけど、ADHDの私でもなんとかなりました。
・訓練校はたくさんあるけど違いが分からない
見学へ行きましょう。併願はできないので学校選びは大変重要です。説明会・見学へ行くと訓練校全体の雰囲気が掴めます。
私は4カ所ほど見学に行きましたが、学校ごとに雰囲気がかなり違いました。
説明会と一口に言っても、資料はA4の紙1枚(ハロワでもらえるものと同じ)だけ渡されるところや、パワーポイントで制作したものをプロジェクターに映して丁寧に説明してくれるところもあります。
ひどいところは見学を申し込んだのにすっぽかされかけました。もちろんそこは即効で候補から外れました。
それと、就職率や就職先について質問すると比較しやすいです。
・選考会はどんなことをするのか?
訓練校により内容や難易度は違いますが、私は実技・筆記試験と面接を受けました。
実技試験は普段PCに触れているなら何の問題もない程度、筆記試験は小中学生レベルでした。
それより面接が難しかったです。時間は30分程度、就職の面接で聞かれるようなことはだいたい聞かれました。
詳細は書けませんが、自分がやりたいこと、希望の業種・職種などをはっきりさせて臨んだ方が良いです。
・「選考会なんて無理……受かる気がしない」という人へ。
こういっちゃなんですが、見学や選考会へ行くと「だから無職なんだよ」と思ってしまう人が多かったです。
例えばスーツ着用という指定があるのにラフな服装であったり、選考会スタッフへの話し方が友達へ対するようであったり、試験中に大きめの独り言をつぶやいたり、いろんな人がいます。
下を見て安心するのは良いことじゃないけれど、それなりの常識と強いやる気さえあれば良い結果を収めやすいのではないか。
私は面接でだいぶしどろもどろになり、とてもスマートに済んだとはいえませんでした。でも合格しました。がんばろう、という気持ちがある人ならきっと大丈夫だと思います。
・訓練校に通いたいけどお金がない(※雇用保険未加入の場合)
条件を満たせば、訓練期間中は毎月10万円+訓練校までの交通費をもらえます。
その条件は一人暮らしなら大抵クリアできますが、訓練期間中は収入に制限があるので要確認。
金銭面に関して、私は正直キビシイので不安です。まあ、半年ならものすごくがんばって我慢しようという気にはなれる。
訓練校の準備で忙しい
ハロワへ行って職業訓練校の申込書を用意した。
職業訓練校への応募は、応募前月の収入が8万円以下でなくてはらならない。また、訓練中は週20時間以上勤務し8万円以上稼ぐ労働は禁じられている。なんともハードな仕様。
ちなみに還付金は収入に含まれないとのことでホッとした。とはいえキツイことに代わりないが。
ついでに心療内科への通院、障害者手帳の有無が選考において不利になるか質問をしてみた。
御察しの通りものすごく表向きな答えをいただいた。
「障害者向け求人は専門の窓口があります」「オープンにする必要がないと思うなら、企業に伝える必要はないと思います」というような言葉をもらっただけで、不利になります・なりませんという決定的な言葉は聞かなかった気がする。まあそりゃ言えないか。
手帳を取得して楽な暮らしなんて出来ると思っていない。ただ、通院と治療にお金がかかるので負担を減らしたいだけだ。しかしその手段が社会的不利になる可能性があるなら、手放しに利用できない。
どうしたらいいか分からない。
手帳を取得したとしても、障害者求人への応募は今はまだ考えていない。給料が低いから。
それと、手帳無しのまま無事採用に至ったとしても、社会保険証を使って通院したんじゃどの道バレる可能性が生まれる。会社の規模にもよるだろうけど、そのへんどうなのだろう。守秘義務はあるとはいえ、人の口に戸は立てられないからな。
このへんの事情に心揉まれる毎日が続き、少し疲れている。
ハロワの担当員とこの話をした時に不覚にも涙をこぼしてしまった。
「あまり大丈夫って言わなくてもいいんですよ、ハローワークはしんどいって言っても大丈夫な場所ですから」という言葉にぼろぼろ泣いてしまった。ダサい……もう30手前なのにこんな公共の場で……我がことながら呆れる。
しかしさすがプロ、慣れた対応で暖かい言葉とティッシュをくださる。こんな利用者山ほどいるんだろうな、大変なお仕事だ。
つらい気持ちでいっぱいになった今日でしたが、すごく良いこともあった。
ニュースやネットでよく見る「雨の中を散歩する柴犬」と遭遇したのだ。
犬、飼い主ともに傘もレインコートもなく、ずぶ濡れで歩いていた。
まるまるとした犬は嬉しそうにズンズンと歩き、飼い主は諦めと慣れを感じる表情でうしろからボテボテついてきていた。
春の雨と桜と柴犬がセットの光景だったものだから、MPがものすごく回復した。
柴犬を飼いたい。
ひさしぶり。
すっかり放置していた。
最近は失業して一カ月くらいは働きもせず趣味の活動に没頭していて、それが3月半ばでひと段落したのでぼちぼち転職活動みたいなものを再開した。
三月半ばからもう半月近くたっているけど……。
無職、あんがい楽しめないな。中途半端にまじめだし、お金ないからね。
前の職場から給料が未払いなもんで身動き取れません。はやく病院に行きたいな。
昨日すっごくこわいことがあった。
朝、ハッと「うわ今日用事がある!!」と意識が覚醒したのだけれど、ないんだわ、用事。昨日も、今日も、明日も。なんにも。8畳1Kの部屋に自分が溶けて消えて無くなっていくみたいに感じられて、ぞっとした。
だから、昨日今日チョイチョイやって今週来週は職業訓練校の説明会予定をビッチリ入れてみた。
こういう小さいことからコツコツやると良い感じだよね。
2016
うっすら気づかれていた
考え方が変わってきた
最近、考え方が変わってきた。
少し柔らかくなったと思う。
わたしは言葉のニュアンスに固執することがあり、それで他人の発言の細かい部分に腹を立てたり、自分の発言を後で後悔したりすることが多かった。それが少し減った気がする。
例えば。
少し恥ずかしい例だけれど、昔つきあっていた恋人に「ずっと一緒だよ」と言われたことがある。そういう言葉に対して、たぶんメジャーな反応として喜ぶというものがある。でもわたしはぜんぜん嬉しくなかった。別に仲が悪かったわけではない。
なぜなら「ずっと」という言葉のぼんやり感、かつ未来を決めたような言い方に腹が立ったからだ。人の気持ちは変わるものなのに適当言うなと。何をもって「ずっと」なのか。あとわたしは何も言ってないのに「だよ」と決められたのもいやだった。いや、もしかしたら「ずっと一緒にいたい」だったかもしれない。確かめようがないし、どっちでもいいし、別れたのでどうでもいい。
今、思い返すと自分の考え方は細かすぎる。
そして最近、つきあい始めた恋人に「ずっと一緒にいたい」と言われた時は腹が立たなかった。素直にうれしかった。
「ずっと」という言葉を使うのはなんでだろうと思ったけど、わたしの考え方を正確に言葉に反映させると「数年後も一緒にいるかは分からないけど、今はとても好きだから少なくともしばらくは一緒にいたい」となってしまう気がする。そう言われても嬉しいかと言われると、凄く微妙な気持ちにしかならない。そこは「ずっと」という言葉でふわっと包んで良いと思う。
半年後、一年後にどうなっているかは別として、彼がその瞬間は自分と長い時間を共にしたいと思ってくれたことに対してうれしい。
人の気持ちなんて良くも悪くも適当なのだし、自分も含めて全ての人が、数多の言葉からその瞬間に適切なニュアンスを選べるとは限らない。
自分の言葉をふわっと伝えるのはまだ苦手だけれど、他人の言葉をふわっと捉えるのは少し出来るようになってきたので、良い傾向だー。