幽霊にレイプされた話

友人（かわいい）が幽霊にアナルファックレイプされたことを書いていたので、わたしも書いてみる。

わたしに霊感はない。見間違えはよくする。

金縛りにはどちらかといえばよくなる方だと思う。

金縛りになるとどうなるか。体はもちろん動かない。目は開いているような開いてないような、何かが見えている気がするけどよく分からない。体をブンブン揺すってみようとすると、中身(魂？)だけ体からブワ～ンとズレる(?)ような感覚はあるけど、たぶん動かせていない。

今までになった金縛りで一番印象的なのは、中学生ぐらいのことになったやつだ。枕元（頭の上）に置いてあるラジカセの上で、たぶん20センチくらいの女性三人アイドルが昔っぽいポップスを歌っていた。意味が分からない。それと、当時のわたしの自室は母いわく「あんたの部屋で寝ると必ず金縛りにあうから、なんかイヤ」と避けられていた。父もよく感じていないようだった。わたしもあの部屋が嫌いだった。これを書きながら怖いことを思い出しので、それはまたいつか書こう。こわいこわい。

ところで金縛りには「なる」のか「あう」のか、どっちなんだ？

「なる」での検索結果は約 1,910,000 件

https://www.google.co.jp/#q=%E9%87%91%E7%B8%9B%E3%82%8A%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B

「あう」での検索結果は約 211,000 件

https://www.google.co.jp/#q=%E9%87%91%E7%B8%9B%E3%82%8A%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%86

「あう」方が多かった。なんで？

金縛りにあう、というのは「遭う」のか「遇う」のか？

金縛りは睡眠中の事故なのか、幽霊の仕業なのか？

体が寝ていて脳が起きている状態という説、幽霊の仕業という説、どちらでもよい。どちらでもよいけど金縛りにあうとスゲー腹が立つ！

わたしの貴重な睡眠時間をジャマしやがって！　それを侵すものは許さない。

脳が起きて体が寝ている状態が金縛りならどうしようもないけど、相手が幽霊ならどうにかできる気がする。

というわけでわたしは金縛りになったときは、とりあえず般若心境を唱える。なんとなく効きそうだから。効いたことは一度もない。

効かないので結局、「くそが！　もう寝るわ！！」と心の中でわたしの安眠妨害をする何かに語り掛け不貞寝する。そうするといつのまにか朝になっている。わたしの安眠を妨害する幽霊死ね。

幽霊にレイプされたの話をするんだった。

たしか去年のはじめか、一昨年のことだったと思う。知人の家に泊まった日のことだった。知人が仕事にでかけたあと、わたしは思う存分シーツの上でだらだらしていた。ぬるいベッドの上でだらだらするとすごく気持ちよく眠い。

そして、ほとんど意識を手放したとき、金縛りになった。

今思うと夢だったのかもしれない。詳細は覚えていないけどとにかく幽霊のような透明の何かにレイプされた。抵抗できなかった……。

よく分からないけど霊チンポがズボーッと入って来るのが分かって、大変怖い思いをしたのでああいうのは本当にやめてほしい。レイプされてるときは相手が人間かと思っていたので、起きたときのゲンナリ感はすごかった。強姦、ダメ、絶対。

友人をレイプした幽霊は優しい手つきだったようだけど、わたしを襲った幽霊はぜんぜんそんなのなかった。ザ・レイプだった。ずんぐりむっくりの男性という感じ。

幽霊、許さないよ。

その前日の晩（だった気がする）は、家主の知人とベッドで寝ながら話していたら部屋の扉がノックされた、ということがあったのを今思い出した。知人が外の様子を観に見に行っても何もなかった。ノックをしたであろう人物がマンションの廊下や階段を歩く音は何一つ聞こえなかったのがこわい。

ちなみにそのノックは2回あった。

幽霊、コワイ！

こういう話をするとこわくなってくるから艦これする。